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世界の難民・避難民 過去最多7千万人突破

7000万人を超えました。
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は19日、最新の統計を公開し、「難民」など紛争や迫害によって移動を強いられている人が、2018年末の時点でおよそ7080万人に達し、過去最多を更新したと発表しました。報告によると、7080万人のうち、4130万人が国内避難民、2590万人が難民、350万人が亡命申請者で、全体の半分は18歳未満ということです。この統計では、ベネズエラ難民が一部しか反映されていないため、UNHCRは、統計の数字は「控えめ」だとし、実際の人数はさらに多いとしています。UNHCRのフィリッポ・グランディ高等弁務官はスイスのジュネーブで会見し、「過去の紛争が解決する前に、新しい紛争が生まれている」ことが増加の背景にあると、国際社会に難民問題への理解と支援を訴えました。 

(AIニューズ®)