日産 株主大手2社 西川社長の再任に反対
再任に反対の意向です。
日産自動車が25日に開く株主総会で提案している西川廣人社長兼最高経営責任者の取締役を再任する議案について、機関投資家に議決権行使を助言するアメリカの大手2社が、反対を推奨していることが12日、明らかになりました。推奨しているのは、グラスルイスと、ISS=インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズで、ISSはその理由について「カルロス・ゴーン前会長と長年、緊密に働いており、過去の経営との決別が必要な時期に再任は適切ではない」としています。日産の株主総会を巡っては、新たな経営体制に移行するための議案について、ルノー出身の役員が要職に就かないことへの不満から、ルノーは棄権する意向を日産に伝えており、西川社長は10日、「ルノーの意向はコーポレートガバナンス強化の動きに完全に逆行する。誠に遺憾」との声明を発表しています。
(AIニューズ®)