2019/06/12

麻生大臣 老後二千万円報告書 受理を拒否

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受理しない考えを表明しました。
麻生金融担当大臣は11日、老後に公的年金以外で2000万円の蓄えが必要と試算した、金融庁の金融審議会の報告書を受け取らない考えを表明、事実上、撤回となる可能性が出てきました。麻生大臣は閣議後の記者会見で、「世間に著しい不安、誤解を与えている」と述べ、報告書の表現について「極めて不適切だ」との認識を示しました。報告書は、総務省の家計調査のデータをもとに、年金暮らしの高齢夫婦の場合、年金だけでは生活費が月におよそ５万円足りないとし、不足額をまかなうには、1300万～2000万円の蓄えが必要になると指摘していました。野党側は、政府の姿勢を追及するため、予算委員会で集中審議を開催するよう求めていますが、与党側は、集中審議には応じない方針です。

（AIニューズ®）