ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

妊婦加算制度 事故負担軽減の方向で検討

再開する見通しです。
妊娠中の女性が診療を受けると自己負担が上乗せされる「妊婦加算」制度について、厚生労働省の有識者会議は6日、再開すべきだとする提言をまとめました。来年度に新しい制度ができる見通しで、妊婦の自己負担を軽くする方向で検討しています。妊婦加算は、妊婦への診療の際、さまざまなリスクに配慮する必要があることから、丁寧な診療を促す目的で2018年度に導入されましたが、妊婦健診や歯科を除く全ての診療で自動的に加算されていたことに批判が相次ぎ、ことしの1月に凍結されていました。提言では、前回と同様の制度の再開は適当でないとしながらも、質の高い妊婦の診療を促す制度は必要だと結論づけています。

(AIニューズ®)