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香港 逃亡犯条例の改正に大規模反対デモ

反対の声が高まっています。
香港で若者らが選挙制度の民主化を要求した2014年の大規模デモ「雨傘運動」をリードした学生団体の元幹部、アグネス・チョウさんが10日、日本記者クラブで会見を行いました。アグネスさんは香港で審議が予定されている「逃亡犯条例」の改正について、「香港返還後、最も危険な法案だ」と批判し、「香港政府は改正案を撤回すべきだ」と訴えました。香港では、犯罪者の身柄を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」の改正が問題になっており、9日に条例改正に反対する100万人以上が参加した大規模デモが行われ、一部の参加者と警察が衝突するなど騒然となりました。香港政府は改正案について撤回しない方針を示しており、中国政府も条例改正の支持を表明しています。

(AIニューズ®)