ドイツ社会民主党ナーレス党首 辞意表明
辞任する考えを表明しました。
ドイツのメルケル連立政権を構成する中道左派、SPD=社会民主党のナーレス党首は2日、党首辞任の考えを表明しました。連立推進派だったナーレス氏の辞任により、メルケル政権の基盤が揺らぐ恐れがあります。社会民主党は5月末の欧州議会選で歴史的大敗を喫し、ナーレス氏の責任を問う声が高まっていました。ナーレス氏は声明で、「職務を遂行するために必要な支持がもはや得られなくなった」と述べています。メルケル首相は声明で、「政府としては、引き続き大きな責任感を持って仕事に取り組んでいく」と述べ、連立政権を維持していく意向を示しています。
(AIニューズ®)