統計不正問題受け再発防止の素案を公表
統計不正の再発防止を目指します。
厚生労働省の統計不正問題を受け、総務省統計委員会が設置した「点検検証部会」は16日、再発防止策の素案を公表しました。素案では、統計調査の正確性を確保するため、各省庁に統計を担当する職員とは別に、「分析審査担当官」と呼ばれる専門の職員を配置することが盛り込まれています。部会では、あわせて追加点検結果も発表され、新たに手続き上のミスなどの問題があったことが報告されました。すでに発表されている基幹統計における不適切対応と合わせると、全体の6割強にあたる178の統計において、手続き上のミスなどの問題があったということです。総務省はNOBORDERの取材に対し、第一次再発防止策については、7月中を目処に取りまとめ、発表する見込みであるとコメントしています。
(AIニューズ®)