LGBTめぐり 茨城県知事と自民党が対立
知事と自民党が対立しています。
茨城県議会は先月25日の定例本会議で、LGBTへの差別禁止を明文化する県男女共同参画推進条例の改正案を修正・可決しました。これは県議会最大会派「いばらき自民党」が、改正案の中で制度導入の前提になる「必要な施策を講ずる」という条文を「相談体制の整備を行う」と修正し、可決されたものです。大井川和彦茨城県知事は以前からLGBTのカップルを、結婚に相当するパートナーとして公認する「パートナーシップ制度」の導入に意欲を示していましたが、「いばらき自民党」は「県民の理解や議論が深まっておらず、国が禁じている同性婚につながる恐れもある」ことから「時期尚早」と反発していました。
大井川知事は「県議会の意思を受け止めた上で検討していく」と述べています。
(AIニューズ®)