ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

日本生まれイラン国籍の少年を強制送還

日本で生まれ育った少年が強制送還となりました。
日本で生まれ育ったイラン国籍の少年が、父親の不法滞在による逮捕を機に入国管理局に退去強制令書を出されたのは不当だとして国に対し無効確認などを求めた訴訟で、東京地裁は先月28日、原告側の訴えを退ける判決を言い渡しました。少年側は「イランの言語であるペルシャ語を話せず、イスラム教徒でもないためイラン社会に適応することは困難」と主張していましたが、認められませんでした。少年の父親は仕事を求めて来日したもののオーバーステイで過去に逮捕されており、在留許可はないものの身柄の拘束を受けない仮放免の状態で生活を続けていました。 

(AIニューズ®)