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北方領土交渉で安倍総理 後退印象付く回答

北方領土交渉での後退が印象付けられました。
30日の衆議院本会議で安倍総理の施政方針演説に対する代表質問が行われました。立憲民主党の枝野代表が、北方領土問題に関して、「日本固有の領土か」と質問したことに対し、安倍総理は従来の政府見解である「我が国固有の領土」ではなく、「わが国が主権を有する島々だ」と回答し、枝野氏はその後の会見で「我が国の基本的な立ち位置から後退していると感じざるを得ない」と批判しました。一方、国民民主党の玉木代表は、厚労省による毎月勤労統計不正問題で、昨年6月に名目賃金の伸び率が3.3%で「21年ぶりの高い水準」と報道されていたものが、実際には1.4%だったことや、昨年の実質賃金もマイナスだったことを指摘し、「賃金偽装、アベノミクス偽装で深刻な大問題だ」と述べました。

(AIニューズ)