カードの個人情報 勝手に捜査当局へ提供
個人情報を捜査機関に渡していました。
ポイントカード最大手の「Tポイントカード」を展開するCCC=カルチュア・コンビニエンス・クラブが、裁判所の令状なしに会員情報を捜査当局へ提供していた問題で、警察庁は23日の衆議院法務委員会の閉会中審査で、「過去に都道府県警から捜査関係事項の照会があった際に、CCCに要請した」と事実関係を認めました。また、警察庁は「CCCによる会員情報の提供は、2012年までは令状を必要としていたが、捜査当局の要請に基づき、当局の内部手続きで利用できる照会書を提示されれば開示に応じるよう、条件を緩和していた」と述べましたが、一方でCCCに対しては こうした情報の取り扱いをすることを会員規約に記載していなかったことが問題視されています。
(A Iニューズ)