ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

ヒゲで不当評価 大阪市に慰謝料支払い命令

ヒゲで人事評価を下げたのは違法だと判断しました。
大阪市営地下鉄に勤務している50代の男性2人がヒゲを生やしていることを理由に人事評価を下げられたのは不当だと訴えていた裁判で、大阪地裁はヒゲを生やすことについては「個人の自由」だとして、ヒゲを理由に人事評価を下すことは違法だと判断し、大阪市に慰謝料として40万円あまりを支払うよう命じました。これは2012年に橋下徹前市長が進めた改革の一環で職員の服務規律を厳格にする条例が制定されたことを受け、市の交通局が「身だしなみ基準」を設定したもので、原告は上司からヒゲを剃るよう言われたものの従わなかったために、翌年以降の人事評価が大きく下がったと主張しています。この判決に対して吉村洋史市長は「守らなくていいなんて理屈は通らない。控訴する」とツイートしています。

(AIニューズ)