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立憲民主党枝野代表へ7つの質問

「ニューズオプエド」選挙特集班は21日、立憲民主党枝野代表へ回答期限を22日18時までとする質問を送った。回答結果については同日(22日)放送の「衆議院選挙2017開票特番」にて取り上げる。同様の質問は自民党および希望の党へも行う。 [質問] 1、民進党の解党を決めた常任幹事会、および両院議員総会で、党幹部(代表代行)でもあったのが枝野代表だ。枝野代表は「 希望の党」への「 合流提案」 について賛成した議員のひとりとNOBORDERの取材では確認されている。立憲民主党の設立は自らの意志を覆したのか? またその変更を公表したか? 2、枝野代表は「希望の党」への公認申請も入党申請も出していない。にも関わらず「 排除された」かのような振る舞いを続けるのはなぜか?「 希望の党」 関係者によると申請のない者はそもそも排除できないとしている。 枝野氏は希望の党への入党の意思はあったのか? また公認申請はしているのか、しなかったのか? 3、その理由として、出所不明の「排除リスト」( 偽リストだったことが直後に判明) に名前が載っていたからだとされている。しかし、かつて民主党を襲った「偽メール」のようにこの「排除リスト 」も偽物だったことがNOBORDERの取材で判明している。 実際、リスト掲載者で「希望の党」から出馬している者( 櫛淵候補など)もいる。選挙前にこの「偽リスト」 について枝野代表は言及しているが、この存在を信じた根拠は何か? 4、「排除」は政治的に許されざる裏切り行為だとして、では一体、民主党政権末期、結党の功労者である小沢一郎元代表を排除したのみ ならず、党除籍処分(除名ではなく除籍)にしたのは誰か? 枝野代表含め、 現立憲民主党幹部に排除に関与した者はいないのか? 5、立憲の名の下に隠れているが、 憲法改正を謳っている候補者は少なくない。 枝野代表も憲法改正私案を発表している。枝野代表は護憲か?改憲か? 9条改憲反対と詭弁を弄するではなく、護憲の社民党と共産党との憲法観の違いを示めしていただきたい。 6、枝野代表は 原発ゼロを謳いながら、あの東京電力福島第一原発の事故の後、 安全宣言を出して再稼動を決めた際の官房長官( のち経済産業大臣) だった。原発推進の当事者がいつ政治信条を変更したのか? 7、消費税の引き上げを決めた民主党菅直人政権時代、 閣議決定やのちの野田政権での三党合意につながる官邸のとりまとめをしたのは内閣官房で あることは論をまたない。時の官房長官は枝野幸代表。消費税につ いては共産党は廃止を謳っている。 希望の党は凍結。立憲民主党の 消費税に対するスタンスはかつての枝野代表の三党合意に生きてい るのか、あるいは政策が変わったのか?枝野代表と立憲民主党の消 費税についての立場の違いについて説明を求めたい。
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