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建築エコノミストの森山高至氏、築地市場の再生策を語りました

東京都の築地市場問題プロジェクトチーム専門委員で建築エコノミストの森山高至さんが昨日(4/11)のオプエドに出演し、築地市場を移転せず、その場で再生した方が多くのメリットがあることを明らかにしました。 再生計画は旧設備を再整備するのではなく、同じ場所で同じような形状で市場を新築しようというもので、すでに設計図や完成予想図もできています。バブル期に計画され、頓挫したかつての再生計画と比べてコンパクトで工事技術も発達しているため、総事業費は700億円あまり、工事期間も7年弱で完成します。 森山さんは、築地市場をその場で再生することによって、築地ブランドが守られること、場外市場との連携が保たれることなどの利点を指摘したうえで、「選択肢は一つではなく複数あるという前提で、さらなる議論を重ねて判断すべきだ」と語りました。
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