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知られざるカンボジアの独裁体制を藤田議員が明かす

カンボジアで独裁政権ができつつあると警鐘を鳴らしました。 きのうの「ニューズ・オプエド」には、民主党の藤田幸久(ふじたゆきひさ)参院議員が出演し、 カンボジアの政治体制について、「現在の首相のフン・セン氏が実質トップに30年いる。それは他の国にはないことであり、軍と警察も独裁できている。さらには、20人の国会議員が不審な死を遂げている」とした上で、 「国会において、議員の不逮捕特権の剥奪(はくだつ)や、不当な逮捕状が出されている。議会と裁判所が行政の影響を強く受けている」と述べ、首相による法の支配が生まれていることを危惧しています。 また、藤田(ふじた)氏は、「このような現状をメディアや国連、プノンペン駐在大使などが発信し続けることが大事だ」と述べ、 国際社会の協力の必要性を訴えました。