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安倍総理がホルムズ海峡の機雷封鎖を想定していないと答弁

昨日の参議院特別委員会で公明党の山口那津男代表は、「ホルムズ海峡における機雷除去で武力を使うことを想定しているのか」と質問し、これに対して安倍総理は「今現在の国際情勢に照らせば、現実の問題として発生することを具体的に想定しているものではない」と述べました。 安倍総理は衆議院での審議では海外派兵の例として、イランによる機雷封鎖を念頭に「ホルムズ海峡における機雷除去」を挙げ、集団的自衛権の必要性を訴えてきました。 岸田外務大臣も「イランを含めた特定の国がホルムズ海峡に機雷を敷設(ふせつ)するとは想定していない」と述べるなど、これまでの政府の説明とは整合性が取れない答弁となりました。