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派遣法改正案が参議院で可決 明日にも成立

昨日の参議院本会議で、政府が提出し、参議院で施行日など一部を修正した労働者派遣法改正案が与党の賛成多数で可決し、明日衆議院で採決されて成立する見込みです。 当初は9月1日施行としていましたが、年金の情報流出問題などで審議が遅れたため、施行日を9月30日に修正しました。 改正案ではこれまでの専門26業務としていた制限が撤廃されることなどから派遣労働者の増加を招くことなどが懸念されており、反対討論に立った民主党の石橋通宏議員は「そもそも異常な法案だ」として「準備と周知に十分な期間がなく、現場は大混乱する。それでも数の力で押し切ろうとしている。ブラック企業を救済する悪法だ」と強く批判しました。