東京電力福島第一原発でサブドレン計画による汚染水排水
東京電力は昨日、福島第一原発における汚染水処理対策の一つである、サブドレン計画で14日の午前中にも海洋への排水を開始すると発表しました。
サブドレンとは原子炉やタービンの建屋周辺にある井戸で、今回放出するのは昨年試験的にくみ上げ、貯水していたおよそ４千トンのうちの一部で、東京電力では原子炉建屋内に滞留している汚染水に比べて放射性物質濃度ははるかに低いとしてます。
一方、福島第一原発では昨日、数回にわたり建屋周辺の雨水を集めていた排水溝から漏えいし、外洋に放出されていたことを明らかにするなど、汚染水処理は難しい状況が続いています。
