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新国立競技場整備計画は上限1550億円に決定もその費用の総計はすでに1900億円近くに

政府は28日、関係閣僚会議を開き、新国立競技場の新たな整備計画として、コストの上限を1550億円、工期を2020年4月とすることを決めました。 陸上のサブトラックは仮設で設置し、座席は6万8千席、屋根は観客席の上部のみ、冷房設備はなしとして、スタジアム本体の工費は1350億円で、周辺整備に200億円としています。 ただし、この他に設計・監理等で40億円程度必要としている上、解体工事費として55億円、ザハ・ハディド案での設計業務などで62億円を既に支払っており、支出予定のJSC本部と日本青年館の移転費用174億円、などを加えると、総額は現時点でも1900億円近くに膨らみます。