シールズを「利己的」と批判の自民党武藤貴也議員が週刊文春記事を受けて離党
昨日発売の週刊文春で金銭トラブルを報じられた自民党の武藤貴也衆院議員が昨日、離党届を提出し、即日受理されました。
週刊文春の記事によると、武藤氏は知人らに「国会議員枠で新規公開株を買える」と持ち掛けて資金を集めたものの、実際には購入せず、その一部を返済していないということですが、武藤氏はFacebookで「極めて恣意的に書かれており非常に心外」として「法的な場所でしっかりとあきらかにしていく」と述べています。
武藤議員は先月ツイッターで、安保法案反対デモを行っている学生団体シールズに対して、「彼ら彼女らの主張は『だって戦争行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」などとコメントし、批判を浴びていました。
菅官房長官は今日の会見で、「政府としてコメントすべきではない」とした上で「国会議員は常に自らの行動に責任を持つべきで、武藤議員は自ら説明をすべきだ」と述べました。