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生活・山本太郎参院議員が安保法制が「アーミテージ・ナイ・レポート」に沿ったものと国会で批判

昨日の参議院特別委員会で生活の山本太郎代表は、安保法制を中心として安倍政権が実施している政策が、アメリカのリチャード・アーミテージ元国務副長官とジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授が作成した「アーミテージ・ナイ・レポート」の提言に沿って行われていると指摘しました。 山本氏は安保法制のみならず、このレポートに盛り込まれている原発再稼働やTPP交渉への参加、特定秘密保護法の制定などの提言がそのまま実行されているとして、「レポートが今回の安保法案にも活かされているのか」と問い質しました。 中谷防衛大臣が「結果的に重なっている部分はあるが、あくまでも我が国の主体的な取組みで作ったものだ」と述べると、山本氏は「ほとんど重なっている」と指摘した上で「独立国家と言えるのか。いつ植民地を止めるのか。対等な関係にすべきだ」と述べ、「アメリカのための法案には反対だ。廃案にするしかない」と迫りました。