「ブラック企業」の今野晴貴さんと波頭亮さんがオプエドで日本の労働問題を語る
11日の「ニューズ・オプエド」には「ブラック企業」という言葉を広めた今野晴貴さんが出演し、日本の労働問題を語った。
今野さんは「『ブラック企業』の定義はミニマムにすべきだ」として、「ものすごく頑張って働いても見返りがなく、キャリア形成に繋がらなずに使い潰される企業」だと定義し、「ブラック企業」という言葉が浸透したことで、「政府がブラック企業を認識し、改善を促すようになったことが大きい」と述べた。
経営コンサルタントの波頭亮さんは「強い企業では逆に、頑張って働きたい人でも残業時間を制限されるといった現象が起き、高付加価値型の人材が育っていかない。あまりにも一律に論じることで、両方に弊害が生じている」と指摘した。