蓮舫議員が参院で新国立問題でJSC新本部ビルの建て替え白紙と責任追及を求める
10日の参議院予算委員会で、民主党の蓮舫議員は新国立競技場問題について、建設計画が白紙になったことで既に支払って返ってこない金額が61億円、見直しを検討している最中に契約した金額が56億円あることを指摘し、下村文科大臣の責任を追及した。
また、白紙になったにも関わらず、契約が進んでいる契約が300億円以上あるとして、その中でも日本スポーツ振興センター(JSC)の新本部ビルの建設はまだ工事が着工していないことから白紙撤回すべきだと迫った。
蓮舫氏は建設費のうちJSC負担分の47億円が全て国費を財源としていることから「JSCは誰も責任を取らないどころか、47億円の税金で自分たちのオフィスを造る。それで国民は納得するのか」と述べ、計画を強く批判した。