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安保法案が参議院で審議入り 安倍首相「国民の審判受けた」と主張

27日、参議院本会議で安保法案が審議入りし、安倍総理は「今回の法案に対して国民の皆さんから厳しい意見があることは承知している」とした上で、「平和安全法制の整備は平成24年の総選挙以来、これまで3回の選挙で常に公約に掲げ、一貫して訴えてきた。特に先の総選挙では昨年7月1日の閣議決定に基づき法の整備を明確に公約として掲げて国民の審判を受けた」と述べ、国民の信を受けたものであると主張した。

 

維新の党の小野次郎議員は安倍総理が衆議院での強行採決後に連日テレビ出演したことについて、「一方的に政府案のみを説明する番組を放送させた。政府が権力をかざして長時間の独占番組を組ませるのは圧力容認の発言をした議員と同じ発想だ」と批判した。

 

これに対して安倍総理は、「出演依頼を頂いた番組に積極的に出演をさせて頂き、私自ら国民の皆さんに丁寧に説明している」と答えるに留まった。

 

〈写真:7月28日参議院本会議より〉