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参議院制度改革「2合区、10増10減」で自民が4野党と合意

自民党は9日参院議員総会を開き、参議院選挙の一票の格差を是正するための選挙制度改革で、都道府県の枠を超えた合区を導入することで合意した。

 

2013年の参院選での一票の格差は最大4.77倍で、最高裁から「違憲状態」とされており、来年の参院選に向けて格差是正が急務となっていた。

 

今回の改革案は維新の党など野党4党が主張していた「鳥取と島根」「徳島と高知」を合区にした上で、「10増10減」とする案ですが、この案を導入しても一票の格差は依然として2.97倍ある。

 

一方、民主党と公明党は最大格差が1.95倍となる改革案で合意しており、近く共同提出する予定となっている。

 

〈写真:自民党本部(ノーボーダー編集部)〉