「砂川判決」当事者の小島弘さんがオプエドで砂川闘争と安保法制を語る
7日の「ニューズ・オプエド」には砂川判決の当事者である世界平和研究所の小島弘さんが出演し、砂川闘争や安保法制などについて語った。
1957年の砂川闘争では全学連の中央執行委員として参加し、学生3000人を動員するなど中心的な役割を果たした小島さんは、「それが成功したことで、それが導火線となり労働組合も『俺達もやらないと』と動き出した」と述べ、米軍基地への反対活動が活発化していった背景を語った。
安保法制については「審議も含めて慎重にやるべき」とした上で、「砂川判決を集団的自衛権にこじつけちゃった感じだ」と指摘した上で、「今までの内閣には個性の強い人がいて、党内でも反対意見があったが、今は全くない」と自民党議員に苦言を呈した。
〈写真:7月7日放送「ニューズ・オプエド」より〉