民主と維新が共同法案の提出で合意
民主党と維新の党の政調会長が6日国会内で協議を行い、「領域警備法案」を共同提出することで合意した。
民主党の細野豪志政調会長は、「政府案には領土・領海・領空を守るという最も重要な中身が欠落している。この法案はこうした課題に応えるものだ」とした上で、他の法案でも維新と協議を続けていく考えを示した。
一方、政府が提出する安保法案の対案を示した維新の党は昨日、日本記者クラブで会見を行い、柿沢未途幹事長は「十分な審議時間を取って、それぞれの考え方を比較し合って国民に選んでいただきたい」と述べました。
また、橋下徹最高顧問が党の執行部への不満を漏らしていることについては、「なんでも反対の抵抗野党でもなく、政権にすり寄るような補完勢力にならない。こういう維新らしさを発揮し、対案型野党としてバランスを取ってきた」と述べ、橋下氏に理解を求めていく考えを示した。
〈写真：民主・維新の政調会長協議（民主党ホームページより）〉
