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元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏がオプエドで「一票の格差」問題を語る

各紙の報道によると、来年の参議院選に向けた「一票の格差」是正のための選挙制度改革で、自民党は人口の少ない2つの選挙区を統合する合区の導入も視野に他党と協議する方針を示した。

 

これについて、元朝日新聞政治部部長の薬師寺克行さんは昨日の「ニューズ・オプエド」で、最高裁が「違憲状態」とした上で2016年の参院選までに是正を求めたことを踏まえて、「このまま是正しなければ次は違憲判決が出る。法律違反で生まれた違憲議員が国会議員としての権限を持つのはおかしい」と述べた。

 

その上で、「もし衆議院で同じことが起きたら、そこで採決されたことは全て無効になる。もう一回制度を変えようとしても違憲の衆議院では解散も出来なくなる」と指摘し、この問題の大きさを強調した。

 

〈写真:7月2日放送「ニューズ・オプエド」より〉