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安倍首相が自民党議員勉強会での報道圧力発言の責任認める

安倍総理は3日の衆議院平和安全特別委員会で、先月25日の自民党の勉強会で出席議員から報道圧力ともとれる発言が相次いだ問題について、「党本部で行われた勉強会なので、最終的には私に問題がある。大変遺憾であり、非常識な発言であり、看過するわけにはいかない」と述べた。

 

これは民主党の枝野幸男幹事長の質問に答えたもので、枝野氏は安倍政権が報道機関を萎縮させているとして、国際NGO団体「国境なき記者団」が出している報道の自由度ランキングで日本が61位まで落ちたことを示し、総理の認識を問い質した。

 

これに対し安倍総理は「報道機関が萎縮するのは権力におもねろうということだ。そんな気持ちではなく、常に権力の問題点に立ち向かう姿勢が報道機関には求められている」とした上で、「安倍政権においては正式な記者会見からどっかの会社を排除するということはやったことはない」と述べ、「報道の自由を大切にしている」と強調した。

 

〈写真:7月3日衆議院特別委員会より〉