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衆議院特別委でオプエド出演の伊勢崎氏が参考人で自衛隊海外派遣の前提を問う

1日の衆議院特別委員会には与野党推薦の有識者5人が参考人として出席した。

 

オプエドにも出演した東京外語大教授の伊勢崎賢治氏は、「日本は軍法がないので、自衛隊が海外で犯した過失は犯罪として扱うしかない」として集団的自衛権以前の法整備が不十分であることを指摘した上で、「自衛隊の根本的な法的地位を国民に問うことなく、自衛隊を海外に送ってはならない」と述べた。

 

一方、与党推薦の軍事アナリスト・小川和久氏は、政府が進める安保法制について「憲法に反する部分はない」とした上で、「安倍政権はこれまでの日本的な議論を整理し、日本国の安全を確立しようとしており、高く評価する」と述べた。

 

〈写真:伊勢崎賢治氏(7月1日衆議院平和安全特別委員会より)〉