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東京16区の自民大西、維新初鹿両議員がともに党から厳重注意処分

25日に行われた自民党の勉強会「文化芸術懇話会」で「マスコミを懲らしめる」などと発言し、党から口頭で厳重注意を受けていた大西英男衆院議員が30日、国会内で記者団に対して再び「事実無根の報道をする一部メディアを懲らしめないといけない」などとコメントし、2度目の厳重注意を受けた。

 

68歳で当選2回の大西議員は25日の発言が問題視されたことを受けて、29日にFacebookで「今後は、自分の発言が誤解や曲解を起こさないように、更に発言には慎重を期していきたい」と述べていた。

 

一方、大西議員と同じ東京16区で比例復活した維新の党の初鹿明博議員が、先週土曜日に渋谷で行われた学生団対主催の安保法案反対デモで、共産党の志位委員長らと共に壇上に上がり握手するなどしたことが「誤解を招く」として党内で問題視されていたことについて、柿沢未途幹事長は30日、事情聴取をした末で厳重注意を行ったと発表した。

 

〈写真:大西英男議員(大西議員Facebookより)〉