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自民党若手リベラル系勉強会が小林よしのり氏を講師に予定していた会合を急遽中止に

自民党若手議員が5月に発足させた「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」が25日予定していた会合を急遽中止した。

 

この勉強会は自民党ハト派として知られる「宏池会」の流れをくむ岸田派の武井俊輔衆院議員ら3人が発起人となり、参加者は当選2回以下の衆院議員と2013年初当選組の参院議員に限定し、初回は24人が参加した。

 

今日の勉強会では保守論客として知られる漫画家の小林よしのりさんを講師に迎える予定だったが、小林さんは24日ブログで中止の連絡を受けたことを明かした上で、「自民党内にはもう多様な意見は許されない全体主義の空気が蔓延している。安倍派でなければ議員でなし、という同調圧力が高まっているのだろう」と述べている。

 

一方、今回小林さんを講師に招いた武井議員の事務所はノーボーダーの取材に対し、「諸般の事情により中止となった。それ以上のことは何も言えない」とコメントしている。

 

〈写真:過去の勉強会の様子(石崎徹衆院議員Facebookより)〉