国会正常化へ向けて国対委員長会談を実施 維新は60日ルールを牽制
与党が通常国会の会期延長を強行したことで国会が2日間ストップしたことを受け、24日与野党の国対委員長が正常化に向けた協議を行った。
自民党の佐藤勉委員長は「円満な環境づくりに努めるので、日程協議に応じてほしい」と野党に協力を求めたが、民主党の高木義明委員長は「まずは会期を一旦終えるべきだ」と述べ、会期延長への反対を改めて表明した。
また、維新の党の馬場伸幸国対委員長は「会期延長は報道で知った。なぜ我々に根回しがなかったのか」と与党の対応を批判するとともに、60日ルールを使わないよう牽制した。
これに対して佐藤委員長は「現時点では60日ルールを使うことは考えていない」と述べている。
〈写真:民主党ホームページより〉