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与野党国対委員長会談で紛糾した厚生労働委員会の正常化に向けた協議が行われる

12日の衆議院厚生労働委員会で労働者派遣法改正案の審議に民主党と共産党が応じない中、質疑を続けるなどして委員会が紛糾したことを受けて、与野党8党の国対委員長が15日朝、国会内で協議を行った。

 

自民党の佐藤勉国対委員長は「野党の出席がないままに審議を行ったことは遺憾であった」として今後の円滑な国会運営のため、民主党に協力を求めた。

 

これを受けて民主党の高木義明国対委員長は審議に応じる考えを示し、「総理出席のもとで質問する機会を確保するようお願いした」と述べている。

 

一方、維新の党は「与党でも野党でもない」との考えを示し、14日は橋下徹最高顧問が安倍総理と会談を行うなど、今後の動きに注目が集まっている。

 

〈写真:民主党ホームページ〉