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勝率ゼロ%と言われながら無罪を勝ち取った八田隆さんがオプエドで検察の問題を語る

10日の「ニューズ・オプエド」は公益社団法人・自由報道協会のネット対談が行われ、大貫康雄代表が元外資系証券会社のトレーダーの八田隆さんを迎えた。

 

脱税の容疑で告発され、勝率ゼロ%と言われる中、4年半の法廷闘争の末に無罪を勝ち取った八田さんは、途中で間違いに気づいても誤りを決して認めようとしなかった検察に対して、「人間は間違いを犯すという前提に立ってシステムを作るべきだ」と冤罪を生まない仕組みづくりを訴えた。

 

また、当時の報道について、「告発の時点ではかなり大々的に報じられたが、無罪確定の時はかなりトーンダウンして、ほとんど報じられなかった」と述べ、日本メディアの報道姿勢についても苦言を呈した。

 

〈写真:ノーボーダー編集部〉