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古賀茂明氏と薬師寺克行氏がオプエドで日本メディアの問題点を語る

4日の「ニューズ・オプエド」には古賀茂明さんと薬師寺克行さんが出演し、日本のメディアの問題点を語った。

 

古賀さんはニューヨークタイムズのオプエド欄に寄稿した記事の内容について説明し、「大手メディアの記者は記者クラブ制度で守られながら独占的に情報を得て、高い給料で働けるので、それを守ろうとする。しかも経営が現場に介入し、経営は政権に近づいてしまっている。サラリーマンであることがジャーナリストであるということよりも優先してしまっている」と述べた。

 

一方、元朝日新聞政治部部長の薬師寺さんは「記者クラブは記者のトレーニングにならない。ジャーナリストは自由競争・弱肉強食の社会なのに、護送船団的に対応していると人材育成できない。ジャーナリズムのある種の自殺だ」として「記者クラブ制度はマイナス面が大きい」と語った。

 

〈写真:ノーボーダー編集部〉