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アーサー・ビナードさんがオプエドで日本語の魅力を語る

詩人のアーサー・ビナードさんが2日、放送開始から1周年を迎えた「ニューズ・オプエド」に出演し、日本語の魅力について語った。

 

アーサーさんは日本語を学びだした経緯について、「同じ50音なのにわざわざ2つの表記を作るなど無駄が多く、それが多様性を生んでいるのが面白かった」と述べ、日本語については、「いろんなところに面白い言葉が転がっている。日本語を作った人たちはすごいなと思う」と語った。

 

面白い言葉の例として「金の切れ目が縁の切れ目」という表現を挙げ、「キツい言葉だけど、ある部分での本質を捉えている。英語にはない表現」と述べ、「経済で効率を求めれば、言葉も貧相になる」と多様性の重要性を強調した。

 

〈写真:ノーボーダー編集部〉