民主党・細野政調会長が安保法制審議で総理のミスリードを指摘
1日の衆議院特別委員会で行われた安保法制の審議で、民主党の細野豪志政調会長は、政府が新設を目指す国際平和支援法について質問した。
細野氏はこの法案について安倍総理が、「ISILの掃討作戦への後方支援をすることはない」と述べたことについて、「政策判断としてではなく、法的には可能なのか」と質問し、中谷防衛大臣は「法律的には有り得る」と回答した。
これについて細野氏は、「あらゆる厳しいケースに自衛隊が海外に出て行く可能性があるということを大臣が認めた」として、「仕組みとしてそういう法整備になっている。そのことを正面から認ずに、初めからISILに行かないことを断言するのは現内閣の現時点での判断で、将来まで保障するものではない。総理のミスリードだ」と総理の発言を批判した。
〈写真：民主党ホームページより〉
