FIFA幹部収賄スキャンダル疑惑でプーチン大統領が米を批難
各紙の報道によりますと、国際サッカー連盟(FIFA)の幹部が賄賂を受け取っていたとしてアメリカ司法省がFIFAの副会長ら9人と賄賂を贈ったマーケティング会社の関係者5人を起訴するなど大きなスキャンダルとなっている。
2018年のワールドカップ開催地はロシアに決まっていますが、ロシアの通信社・スプートニクはこの事件について、ロシアのプーチン大統領が「この件にアメリカは何の関係もないことははっきりしている。これはいつもの、自国の裁判権を他の国にも普及させようとする試みだ」と語ったと報じている。
また、プーチン大統領は29日に行われる予定のFIFA会長選を前にこのような騒動となったことを踏まえて「アメリカはブラッター会長の再選を阻止しようとしている」と述べ、ロシアサッカー連盟が支持するブラッター会長を辞めさせるための工作だとの見方を示していると伝えている。
〈写真:Kremlin.ru [CC BY 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/3.0)], via Wikimedia Commons〉