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「君が代」不起立問題で元教員側が地裁で勝訴 都に損害賠償命令

東京都立高校の入学式などで国会斉唱の際に起立しなかったことを理由に退職後に再雇用されなかったのは違法だとして元教員22人が都に損害賠償を求めていた訴訟で、東京地裁は25日、元教員の訴えを認めて都に合わせて約5千300万円の支払いを命じた。

 

判決では、再雇用の判断において、「君が代」斉唱時の起立命令違反を「不当に重く扱っている」などとして、再雇用しなかったことは客観的合理性を欠くと指摘している。

 

一方、東京都教育委員会はノーボーダーの取材に対し、「大変遺憾。判決の内容を精査して、控訴期限までに今後の対応を検討する」と回答した。

 

〈写真:"TokyoTocho". Licensed under パブリック・ドメイン via Wikimedia Commons - http://commons.wikimedia.org/wiki/File:TokyoTocho.jpg#/media/File:TokyoTocho.jpg〉