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翁長知事が記者クラブと特派員協会で続けて会見し、辺野古移設の撤回求める

沖縄県の翁長雄志知事が20日、日本記者クラブと日本外国特派員協会で相次いで記者会見し、「政府にはいまの工事を中断して話し合いをしてもらいたい」と述べ、辺野古基地の見直しを訴えた。

 

翁長知事は沖縄の負担が増え続けている背景を問われ、2年前に参議院予算委員会の超党派議連が沖縄を訪れた際、ある自民党議員が「本土が嫌だと言ってるんだから、沖縄が受けるべきだ。不毛な議論は止めようや」と言ったというエピソードを明かし、「本当に日本国民だろうかと思った。日本国民全体で日本の安全保障を守る気概もないのに、一県にこれだけ押し付けている」と述べた。

 

また、「沖縄に74%の基地を押し付けて日米安保を語るのはよほど自制心のない人だ」と述べ、沖縄にばかり負担させる本土への怒りを示した。

 

〈写真:外国特派員協会ホームページより〉