ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

経産省が電源別発電コストで原子力が最安と試算

経済産業省は11日、発電コスト検証ワーキンググループの会合を行い、電源別の発電コストの試算を発表した。

 

それによると、原子力は2014年時点で1キロワット当たり10.1円以上、2030年では10.3円以上で最も安いとしている。

 

2030年でのその他の発電コストでは石炭火力が12.9円、LNG火力では13.4円、地熱では16.8円、一般水力では11.0円と試算している。

 

ただし、この試算は原子力のみ「10.3円以上」と表記するなど、原発事故発生時の追加対策費の想定が十分でないことを露呈したものとなっている。

 

 

〈写真:CC BY-SA 2.1 jp (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/deed.en) or CC BY-SA 2.5 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5)], via Wikimedia Commons〉