安倍首相の米議会演説で大手各紙評価分かれる
安倍総理のアメリカ議会での演説に各紙の反応は分かれている。
読売新聞は「米議会では好意的な反応や前向きな評価が大勢を占めた」として、「多くの米国人の心の琴線に触れるような演説内容と、考え抜かれた表現が奏功した」と高く評価している。
産経新聞も「米国民の心そのものをつかんだといえる」と安倍総理の演説を賞賛したが、朝日新聞は社説で「よくも悪くも無難な内容だった」と評した。
一方、毎日新聞は中国や韓国が批判的な反応を示したことを大きく報じ、東京新聞は英文のスピーチを分析し、政府が「痛切な反省」と訳している「deep remorse」には謝罪の意味はなく、感情を語っただけだと指摘している。
〈写真:米議会で演説する安倍首相(官邸ホームページより)〉