民主党・枝野幹事長 安保法制の慎重な審議を求める方針示す
民主党の枝野幸男幹事長は昨日、安保法制について自民党の佐藤勉国対委員長が「80数時間で十分間に合う」と発言したことについて、「海外で武力行使しないという日本の安全保障政策の大転換であるという意味では、戦後最大の法案と言ってもいい。法案もない状態で審議時間を述べるというのは、到底理解できるものではない」と述べ、与党を牽制した。
また、労働者派遣法の改正案については「一度廃案にすべきだ」と述べ、引き続き反対していく方針を示した。
このほか、一定の条件に該当する労働者に対して時間ではなく成果に応じて賃金を支払うことを盛り込んだ労働基準法の改正案など重要法案の審議が続く。
〈写真:民主党ホームページより〉