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各党が統一地方選挙前半の総括 維新・松野幹事長「民主党は危機感を持ってほしい」

統一地方選挙前半の結果を受け、各党が前半戦の総括を行った。

 

選挙が行われた41の道府県議会のうち40の議会で第一党となった、自民党の谷垣禎一幹事長は、「堅調な結果を残すことができた。これはアベノミクスの成果をさらに地方まで推し進めてほしいという国民の声だ」と経済政策が順調であることをアピールした。

 

議席を減らした民主党の枝野幸男幹事長は、「若干減だが、ほぼ現有を維持できた」と述べたが、大阪府で大阪維新の会が第一党となった維新の党の松野頼久幹事長は「できて半年の政党だが、3割くらい増加したのでまずまずだ。民主党には危機感を持ってほしい」と注文をつけた。

 

一方、選挙前の82議席から111議席へと大幅に議席を伸ばした共産党の志位和夫委員長は「安倍政権が進める戦争立法などの暴走に不安や怒りを強める多くの国民の中で共感と支持を広げた」と躍進の理由を述べている。

 

〈写真:民主党ホームページより〉