自民党が「報ステ」に送付した”要請文書”の詳細が明らかに
昨年の11月26日に、自民党の報道局がテレビ朝日「報道ステーション」の番組プロデューサー宛に申し入れの文書を送っていたことが明らかになった。
【速報】自民党が報ステに「圧力文書」を送付していたことが明らかに
これは11月24日に放送した「報道ステーション」で、アベノミクスの効果が大企業や富裕層のみに限られ、それ以外には波及していないと断じる内容だったとして、「公平中立な番組作成に取り組む」ことを求めたものだ。
自民党は、「アベノミクスの効果については種々の意見がある」として、「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにしなければならない」とする放送法4条4号の規定を持ち出し、「報道ステーション」が「十分な意を尽くしているとは言えない」と指摘している。
なお、この文書のやり取りがあったことについては自民党、テレビ朝日双方が事実関係を認めている。
〈写真：4月8日放送「ニューズ・オプエド」より〉
