福島原発告訴団による訴訟で東電・旧保安院の津波対策担当者が不起訴処分に
3.11の東京電力福島第一原発事故をめぐり、福島原発告訴団が1月13日に旧保安院や東電の津波対策担当者らを告訴・告発していた件について、東京地検は3日、全員を不起訴処分とした。
東京地検は不起訴の理由として、「津波評価に関わる情報収集等が不十分であったために、なすべき対策がなされなかったものとは認め難い」としている。
告訴団は、「今年の1月に新たな証拠を添えて行った告訴が、このように早々に不起訴という処分とされたことに驚き、憤りを感じています」との声明を発表した。
〈写真:原告団ホームページより〉