ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

【速報】〈地方統一選〉中央区公開討論会で矢田区長「津波被害は来ない」と危機管理意識の低さ露呈

東京都中央区区長選挙(19日告示、26日投開票)の公開討論会が5日午後開催され、8選を目指す現職の矢田美英氏(74)が災害への危機管理意識の低さを露呈した。


矢田氏は災害対策についての討論で、「幸いなことに、ここ中央区には津波が最大で1.88メートルしか来ない。浜離宮が少し被るところで、1.88(メートル)の津波は被害もない」とコメント。


2011年の東日本大震災で「想定外」の津波が発生したことを受け、各自治体には対応策の再検討が促されているが、日本の中心部を担う中央区の現職区長としてはあまりにも危機管理への認識が低いと言わざるをえない。


8選を目指す矢田氏に対しては「多選批判」が強く、自民党東京都連も今回推薦を取りやめている。

公開討論会には矢田氏を含め4人の立候補表明者が出席した。

前区議で8期務めた高橋伸治氏(60)は「隅田川カフェの設置」などユニークな公約を掲げ、同じく前区議で6期務めた今野弘美氏(55)は自民党東京都連の推薦、元区議の田辺七郎氏(73)は共産党の推薦を受けている。

 

 

〈写真:ノーボーダー編集部〉