菅官房長官が沖縄県翁長知事と5日に会談へ
沖縄県のアメリカ軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題について、菅官房長官は2日、5日に沖縄県の翁長雄志知事と会談を行うことを明らかにした。
菅官房長官は、「安倍政権というのは沖縄の問題は最重要課題として対応している。特にこの問題の原点というのは世界で一番危険と言われる普天間飛行場の危険除去をどうするかだ。辺野古移設は唯一の解決策だ」と述べ、あくまで移設を進める方針を示しています。
また、翁長知事が会談に向けて、「県民の負託を受けた知事として県内移設反対の公約を説明する」と述べたことについては、「知事としてそういう主張をされるのはある意味当然だろう」と理解を示し、「一回やっただけで物事が解決するとは思っていない」と述べ、継続して説得していく考えを示した。
〈写真:官房長官会見より〉