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藤本順一さんがオプエドで現場取材の大切さを強調

昨日の「ニューズ・オプエド」にはジャーナリストの藤本順一さんが出演し、取材の極意を語った。

 

政治家の人間性に注目してメディアから見えない姿を分析してきたという藤本さんは、表面的な報道しか行わない最近のジャーナリズムについて、「淡白になりすぎている」とした上で、「コストと手間を掛けないと読者に見透かされる。必ず質の劣化がついてくる」と指摘した。

 

また、「評論は誰でも出来るが、取材現場に行くというのはその人にしかできない、その人の目でしか見れないものがある。自分の目で発見するのが取材の基本。人から聞いて書くというのは違う」と述べ、取材対象と向き合うことの大切さを説いた。

 

 

〈写真:4月2日「ニューズ・オプエド」より〉